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ローマ人への手紙9:6~29「神の選びのご計画」

8月3日、ローマ人への手紙9:6~29「神の選びのご計画」
神から多くの特権(4~5節)を与えられているイスラエルが、イエスをなおも拒絶しているのは、神に捨てられ、「神の言が無効になった」からなのでしょうか。否、全イスラエルが即、真の神の民ではないからです。たとえばアブラハムの子の場合、イサクは選ばれ、イシマエルは選ばれなかったように。イサクの子の場合、ヤコブは選ばれ、エサウは選ばれなかったように(6~13節、創世記 第15~21、25~27章)。
では「神の側に不正」、えこひいきがあるのでしょうか。否、「人間の意志や努力に」よらず、「神はそのあわれもうと思う者をあわれみ、かたくなにしようと思う者を、かたくなになさる」のです(14~18節)。
しかし誰も「神の意図に逆らい得」ないのだから、神が「人を責められる」のはお門違いなのでしょうか。否、創造主なる神のなさることに対して、被造物なる人間が批評することこそお門違いです(19~21節)。
だからと言って、ある人は救いに、ある人は滅びに選ばれているということではありません。たとえばパロには何度も悔い改めの機会があったのに、「心をかたくなにして民を去らせなかった」ので、「主はパロの心をかたくなにされた」のです(出エジプト記8:32、9:12他、ローマ1:24、26、28)。全知の神はそのことを予知しておられただけで(17節)、最初から滅びに定めておられたわけではありません。罪のゆえ滅びるばかりになっている人のために、今も神は「大いなる寛容をもって忍ばれ」、あわれんでおられます(22~23節、2:4~5)。「きょう、み声を聞いたなら、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない」(ヘブル4:7)。