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ルカによる福音書23:39~43「三本の十字架」

4月9日、ルカによる福音書23:39~43「三本の十字架」
金曜日の朝9時、ゴルゴタの丘に三本の十字架が立てられ、御子イエスが真ん中に(イザヤ53:12)、二人の強盗が両側につけられました。ひとりの強盗は、「あなたはキリスト(救い主)ではないか」と口先では言っていますが、その救いが自分に必要だとは微塵も感じていません。ますます心をかたくなにして、最後の救いのチャンスを無にしました。
もうひとりの強盗も最初のうちは一緒にイエスを罵っていましたが(マタイ27:44)、十字架上の第一言「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(34節)との祈りを聞き、良心が目覚めたのでしょう。「おまえは同じ刑を受けていながら、神を恐れないのか」と神への畏れの念を抱き、「お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから」と自分の罪を素直に告白し、「こうなったのは当然だ」と十字架刑を神のさばきとして受け止めました。そして「このかたは何も悪いことをしたのではない…イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」と、イエスは罪を全く犯さなかったお方であり、「御国の権威」をもつ真の王、救い主であることを認めて信仰を表明しました。
その結果、「あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」という救いの約束を得ました。救いは「きょう」、罪の悔い改めと十字架を信じる信仰のみによって瞬間的に与えられ(エペソ2:8~9、Ⅱコリント6:2、ヘブル4:7)、「わたしと一緒にパラダイスにいる」、イエスが死の向こうまでも同行され、そこで永遠の安息が与えられるのです。