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ピリピ人への手紙4:10~23「キリストこそ一切の秘訣」

4月13日、ピリピ人への手紙4:10~23「キリストこそ一切の秘訣」
①一切の秘訣であるキリスト(10~13節)
「わたしを思う心が…今またついに芽ばえてきた」、すなわちピリピ教会から一時途絶えていた献金が再開されたことにパウロは感謝しています(10節)。しかしパウロにとっては、貧しいか富んでいるか、献金があるかないかなどどちらでもよいことでした。それは負け惜しみでも何でもありません。「ありとあらゆる境遇に処する秘けつを心得ている(伝授された、の意)」からです(11~12節)。パウロは試練や困難に直面するたびに(Ⅱコリント11:24~28)、「わたしを強くして下さるかた」キリストにより頼むことによって勝利してきました(13節)。そしてますますキリストに信頼するようになったのです。この秘訣を会得するならば、いかなる人生の荒波をも乗り越えることができます。
②一切の秘訣を満たす神(14~23節)
ピリピ教会はパウロの伝道のため「極度の貧しさ」の中から惜しみなく献げ(Ⅱコリント8:2)、パウロも遠慮せず感謝して受け取ってきました。それは、ピリピ教会の「勘定をふやしていく果実」だからです(17節)。献金はパウロではなく神に対してした行為であり、天に宝を積んで大儲けしたことになるからです。さらに、「かんばしいかおり…神の喜んで受けて下さる供え物」となったからです(18節)。御子を十字架の死にまで惜しみなく渡された神は、その恩寵に応えて惜しみなく喜んで献げる者のために、「ご自身の栄光の富の中から…いっさいの必要を…満たし」、真に豊かな信仰生活へと導かれるのです(19節)。