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出エジプト記17:8~16「丘の頂の祈り」

8月28日、出エジプト記17:8~16「丘の頂の祈り」
モーセに率いられてエジプトを脱出したイスラエルが、約束の地カナン目指して荒野を旅していると、エサウの子孫アマレクが攻撃仕掛けてきました。これは、新約の神の民であるキリスト者の信仰生活にも様々な戦いがあることを表しています。「あなたがたは、この世ではなやみがある」(ヨハネ16:33)とイエスも言われたとおりです。
ヨシュアはモーセの命令どおり民を率いてアマレクと戦い、モーセは「神のつえを手に取って」、アロンとホルと共に「丘の頂に登」り、「手を上げて」祈っているとイスラエルが優勢になり(詩篇63:4)、疲れて「手を下げ」祈るのを休むとアマレクが優勢になりました。魂を注ぎ出して祈る祈りは、体力的にも精神的にも疲れるものです(ルカ22:44)。この時モーセは疲れを覚え、祈り続けられなかったのでしょう。そこでモーセの祈りの手が下がらないように、アロンとホルが両側から支えました。それによってモーセは祈り続けることができ、その結果、ヨシュア率いるイスラエルがアマレクに勝利したのです。
モーセは主に、祈りによってアマレクに勝利したことを書き記し、それをヨシュアに教えるよう命じられ、祭壇を築いて「主はわが旗」と呼びました。ヨシュアはモーセの信仰を確かに継承していました。アイとの二度目の戦いで、ヨシュアはモーセに倣い、勝利するまで「なげやりをさし伸べた手を引っこめ」ませんでした(ヨシュア8:18、26)。
昔も今も神の民の最大の武器、勝利の鍵は祈りです。「主の旗にむかって手を上げ」るなら、主が勝利を取って下さいます。「いま教会が必要としているのは…祈りの人、祈りにおいて力のある人なのです」(E.M.バウンズ)。背後で祈り支えるアロンとホルがもっと必要です。