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ヨハネによる福音書1:6~13「すべての人を照らすまことの光」

8月15日、ヨハネによる福音書1:6~13「すべての人を照らすまことの光」
偽りの光で満ちていても、実は罪のため真っ暗闇である世に、キリストは「すべての人を照らすまことの光」として来臨されました。キリストは永遠の初めから存在され、天地を創造されたのですから、いわば「自分のところにきた」わけですが、「世は彼を知らずにいた…自分の民は彼を受けいれなかった」。「世…自分の民」とは、直接的には当時のユダヤ人たちを指していますが、広くは全人類を指していると言えるでしょう。人は皆、神に造られ、生かされているにもかかわらず、この神を無視して、罪と滅びの中を歩んでいます。そんな罪人を救い出すために、神はキリストをお送り下さったのですが、昔も今も多くの人々は「彼を知らず…彼を受けいれ」ようとしません。
「光」の働きの第一は、闇を照らし出すことです。御言葉に真実に耳を傾け、心の奥底に光を当てられるならば、自分の心の闇、罪深さが見えてきます(エペソ5:13)。「光」の働きの第二は、闇を一掃することです。罪に汚れ果てた私たち人間の側からは、聖なる神に近づくすべは全くないので、神の側から私たちに近づいて来て下さいました。それがクリスマスの出来事です。人の子として降誕されたキリストは、全人類の罪を背負って十字架上で身代わりの死を遂げることによって救いを完成して下さいました。このキリストを「受けいれ…信じ」るならば、闇の根源であるすべての罪が赦され、「神の子」とされ、神の家族の一員として迎え入れられるのです。それは、「血すじによらず、肉の欲によらず、また、人の欲にもよらず」、「実に、恵みにより、信仰による…神の賜物」です(エペソ2:8)。この「光についてあかしをするために」遣わされたのが、バプテスマのヨハネでした。