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ルカによる福音書5:1~11「しかし、お言葉ですから」

7月30日、ルカによる福音書5:1~11「しかし、お言葉ですから」
イエスはペテロに「沖へこぎ出し、網をおろして漁をしてみなさい」と言われました。その日は夜通し働いても、小魚一匹獲れませんでした。神を抜きにした人生の空しさ、今いかに安定し、繁栄しているかのように見えても、結局は徒労に終わることを象徴しています。そのような空しい人生から実りある人生へと移し換えるためにイエスは来臨され、十字架と復活によって救いを完成されたのです。
イエスのアドバイスは漁の常識からすると突飛なものでしたが、「しかし、お言葉ですから…」と言ってそのとおりにしたところ、予想外の大漁となりました。世の常識や自分の経験を働かせて御言葉に従おうとしないから、また100%従おうとせず、いい加減なところで妥協するから、徒労に終わるのです。「しかし、お言葉ですから」と御言葉に服従するなら、必ず御言葉の約束のとおりになるのです。
大漁の奇跡を目の当たりにして、「わたしは罪深い者です」と恐れおののくペテロに対して、イエスは「恐れることはない」と言われました。イエスは今も、自分の罪に震えて十字架を仰ぐ者に対して、「お言葉」によって罪の赦しを宣言して下さいます。そして罪の赦しは新しい使命をもたらします。ペテロは、海の魚をとる猟師から、罪の海に溺れている人々を救う「人間をとる猟師」の働きに召されました。
「しかし、お言葉ですから」と御言葉に従い、「沖へこぎ出し、網をおろして」みるとき、私たちの上にも驚くべき祝福が始まるのです。