記事一覧

マルコの福音書8:34「十字架を負ってイエスに従う」

2021年8月22日、マルコの福音書8:34「十字架を負ってイエスに従う」
「自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい」と言われたとき、十字架刑を何度も目撃してきた弟子たちは大きな衝撃を受けたことでしょう。イエスにとって「十字架を負」うことは、全人類を罪と滅びから救い出そうとする神の御心でした。そのイエスを信じて生きる者も、神の御心を受け入れて歩むよう招かれているのです。
私たちは他人の十字架がどの程度重いかよく知らないで、「あの人の十字架のほうがよい」などと軽はずみに言いがちですが、神は私たち一人ひとりにぴったり合った十字架、この私にしか負えない十字架を備えておられます。だからこそ、「自分の十字架を負って…従って来なさい」と言われたのです。それなのに私たちは何としばしば「変えることのできるもの」を変えずに放置してきたことでしょうか。逆に「変えることのできないもの」を変えようとして絶望したことでしょうか。自分の十字架を他人の十字架と交換することなどできないし、無意味なことです。それよりむしろ、愛なる神が私にとって一番良いと思って割当ててくださった十字架として感謝して受け入れ、「自分の十字架を負って」イエスに従って行くことです。それこそが最も自分らしく最高の人生を送ることができる生き方なのです。
それでも「自分の十字架を負」うことに納得できない場合、どれほど豊かな神の恵みがあったか思い返してみましょう。納得できないことをはるかに上回る神の恵みがあったはずです。今はわからなくても、辛く悲しくても、「自分の十字架を負って」イエスに従うことをやめないでください。きっとイエスや兄弟姉妹の助けがあります。