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創世記12:1~4「あなたは祝福となりなさい」

2020年9月6日、創世記12:1~4「あなたは祝福となりなさい」
主はアブラ(ハ)ムに「国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい」と命じられました。75歳で未知の土地に移住するというのは、恐れと不安、労苦と犠牲が伴いますが、「信仰によって、アブラハムは…それに従い、行く先を知らないで出て行」きました(ヘブル11:8)。ヘブル語では、「聞く」という語と「従う」という語は同じです。ただ単に聞くだけで従わなければ真に聞いたことにはならない、聞いて従って初めて真に聞いたことになるということです。
主はただ「従え」と言われるだけでありません。命令には必ず祝福が伴います。「(妻)サライはうまずめで、子がなかった」(ヘブル11:30)のに、やがて子が誕生し、その子孫は「大いなる国民」になるという祝福です。アブラムから始まるイスラエル民族によって、全世界が真の神を知るようになり、祝福されるようになるという祝福です。これは究極的にはアブラムの家系から降誕された御子イエスによって成就しました。さらにイエスを信じる信仰によって救われた私たちも今や「アブラハムの子」とされ、その祝福を受け継いでいるのです(ガラテヤ3:7)。御言葉に従順に従うなら、豊かな祝福が注がれるばかりか、周囲にもその祝福があふれ出ていくのです。「信仰と服従とは、神の人の生涯の軌道をつくる二本のレールである。服従は信仰から生じ、生ける信仰はまた必ず絶対の服従に現れる」(澤村五郎師)。
アブラムは主に信頼して「はじめの一歩」を踏み出しました。その後は主のご真実を体験し続ける生涯でした。「あなたは祝福となりなさい」と言われる主に信頼して従うこと、これこそ祝福の鍵なのです。