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出エジプト記3:1~12「すべては感謝に変わる」

2018年10月28日、出エジプト記3:1~12「すべては感謝に変わる」
エジプトの迫害下、赤子モーセは神の守りによって生き延び、両親のもとで信仰によって育まれ、成長するとパロ王の娘の養子として宮廷で最高の教育を受けました。成功の階段を順調に駆け上っていたある日、大きな挫折を味わいます。同胞イスラエル人がエジプト人に虐待されるのを見たモーセは、怒りのあまりエジプト人を殺害したため、ミデヤンの荒野に逃亡しなければならなくなったのです。そこで羊飼いとなったモーセは、エジプトの華やかな宮廷生活とは比較にならない、来る日も来る日も羊を飼うという単調な生活を約40年も送ることになります(使徒行伝7:23~30)。80歳頃のある日、モーセは羊の群れを導いて「神の山ホレブ(シナイ山)」に来たとき、しばが燃えても燃えてもなくならない、実に不思議な光景を見ました。主ご自身が燃えるしばの中に臨在されていたのです。枯れたしばのような人生を送ってきたモーセですが、主に出会って人生が大きく変わり、出エジプトの指導者という新しい使命に立ち上がりました。
両親と過ごした数年も、エジプトの宮廷での40年弱も、ミデヤンの荒野での40年も、実にこの日のためだったのです。荒野の40年間は、モーセにとっては失敗、挫折、後悔以外の何ものでもなかったかもしれませんが、神はそれすらも恵みに逆転され、モーセの生涯にとってなくてはならぬ期間とされました。神のご計画には一つの無駄も失敗もありません。「測りなわは、わたしのために好ましい所に落ちた。まことにわたしは良い嗣業を得た」(詩篇16:6)。愛なる神に信頼して生きる人生は、必ずすべては感謝に変わる人生なのです。