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ハガイ書2:10~19「後のことをよく考えよ」

2018年6月3日、ハガイ書2:10~19「後のことをよく考えよ」
主は民に「主の宮で石の上に石が積まれなかった前、あなたがたは、どんなであったか」と語りかけ、過去を見つめさせようとされました。「二十枡の麦の積まれる所に行ったが、わずかに十枡を得、また五十桶をくもうとして、酒ぶねに行ったが、二十桶を得たのみ」という空回り人生であり、その根本原因は優先順位が狂っていることにありました。「しかし、あなたがたは、わたしに帰らなかった」ので、16年も工事を中断することになったのです。そこで主は預言者ハガイをお遣わしになり、ハガイの預言を聞いた民は幸いにも悔い改めて主に立ち帰り、神殿再建工事に再び立ち上がりました。その日を境に民を取り巻く霊的状況は一変しました。だからこそ主は「この日から、後の事を思うがよい」と繰り返し民を励まされたのです。とは言っても現実は、収穫の乏しかった惨めな過去と少しも変わらないように見えます(19節)。「しかし、わたしはこの日から、あなたがたに恵みを与える」。目に見えるところ何も変化がないように思えても、悔い改めて献身を新たにしたときから、目に見えない世界では決定的な変化が生じているのです。主がそう約束されたからには、やがて必ず実現します。民は主の約束を信じて待ち望めばよいのです。
過去をいくら悔やんでみても、変えることなど誰にもできません。イエスの十字架によって赦され、再出発する他ありません。悪循環の原因に気づいたなら(黙示録2:4~5他)、主に立ち帰る決断をしましょう。「あなたがたはこの日から、後の事を思うがよい…わたしはこの日から、あなたがたに恵みを与える」、「涙をもって種まく者は、喜びの声をもって刈り取る」(詩篇126:5)という好循環が始まるのです。