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ルカによる福音書24:44~49「聖霊の派遣と私たちの派遣」

2018年5月20日、ルカによる福音書24:44~49「聖霊の派遣と私たちの派遣」
本書は、「成就された」(1:1)で始まり、「成就する」(24:44)で終わり、神の約束は「必ずことごとく成就する」という確信で貫かれています。「キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中からよみがえる」ことにより、「その名によって罪のゆるしを得させる悔改め」、救いの道が完成されました。この福音は「エルサレムからはじまって、もろもろの国民に宣べ伝えられる」ために、弟子たちが「これらの事の証人」として遣わされようとしています。しかし彼らは、弱さや欠けを人一倍持つ者たちです。そんな彼らのために「わたしの父が約束されたもの(聖霊)を、あなたがたに贈る」と言われました。そして約束どおり聖霊が注がれると、臆病な弟子たちがいのちがけで福音を宣べ伝えるようになり、麗しい生活で福音を証しするようになったのです。
あなたにもそのような証人の一人になってほしい。これが、あなたのために御子イエスを犠牲にされた神の何よりの期待です。自分の性格や能力、努力や頑張りではとても証人にはなれないことを正直に認め、「私にも聖霊の恵みが必要です」と祈り求めることです。これまでの生き方を今後もずっと続けていって、恥ずかしくありませんか。弟子たちもこの時点では私たちと大差ない存在でした。しかし弟子たちは造り変えられ、大きく飛躍しました。それは、「わたしの父が約束されたものを、あなたがたに贈る」という約束を信じて祈り続け、その約束を実際にいただいたからです。大失敗した「都にとどまって」祈るということは、自分自身の醜い内面、本質から逃げないで、それと向き合うということです。砕かれて十字架を仰ぐとき、聖霊によって潔められ満たされ、力ある証人とされるのです。