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詩篇57:1~11「わが魂よ、さめよ」

2018年3月4日、詩篇57:1~11「わが魂よ、さめよ」
①洞穴から祈祷へ(1~2節)
雛鳥は危険が迫ると親鳥の翼の下に隠れるように、ダビデは神の「翼の陰を…避け所とし」ました。最も確かな避け所です。そして暗い洞穴の中を至聖所として神に近づき、「いと高き神…わたしのためにすべての事をなしとげられる神」に繰り返し祈りました(ローマ8:31~32)。
②祈祷から信仰へ(3~5節)
祈り続けるうちに、神は「いつくしみとまこと」という両翼を広げて私を必ず守って下さるという信仰が湧き上がり、いのちの危険の中でも「横たわって」熟睡しました。御翼の陰を避け所として祈るなら、「人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守る」のです(ピリピ4:7)。
③信仰から確信へ(6~8節)
神への信仰は、「わたしの心は定まりました(確かである、の意)」という確信を生み出しました。ダビデを取り巻く状況は依然として真っ暗闇ですが、「わたしはしののめを呼びさまします」、すでに暗夜が過ぎ去ったかのように神の約束を信じ、勝利の夜明けを先取りしました。
④確信から賛美へ(9~11節)
ダビデの確信は、「あなたに感謝し…あなたをほめたたえます」という感謝と賛美を生み出しました。獄中のパウロとシラスも「神に祈り、さんびを歌いつづけ」ていると、「ところが突然」という奇跡が起こりました(使徒16:25~26)。しかし目の付け所が揺らぐと、確信や賛美ではなく、恐れや思いわずらいが生じてきます(マタイ14:22~33)。「わたしのためにすべての事をなしとげられる神に」、「わが魂よ、さめよ」。