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ルカによる福音書15:11~24「走り寄る神」

2017年12月17日、ルカによる福音書15:11~24「走り寄る神」
弟息子は父親から財産を分与されると、早速父親の目の届かない遠い所へ行って自由奔放な生活をした挙句、破局を迎えました。幸いにも弟息子が「本心に立ちかえ」ると、見えてきたものがありました。それは、自分の自由を束縛する監視人のように父親を認識していましたが、父親がいたからこその恵まれた生活であったことです。弟息子は父親に謝ろうと家に帰るのですが、「まだ遠く離れていたのに、父は彼をみとめ、哀れに思って走り寄り、その首をだいて接吻し」ました。この父親こそ父なる神の姿であり、弟息子こそ神に背を向けて歩む人間の姿です。私たちが持っているいのちも健康も才能も、実はすべて神から与えられたものであるのに、神に感謝することもなく自分勝手に歩んでいます。この的外れの罪から救い出し、神のもとに立ち帰る道を開くために、約2000年前、神は御子イエスを人の子として遣わされたのです。クリスマスの出来事です。罪を悔い改めてイエスを信じ、神に一歩踏み出すとき、神はそれ以上に走り寄り、罪を赦し、神の家族に迎え入れて下さるのです(ヤコブ4:8)。
神を抜きにして自己実現をひたすら追求し、上を上を目指す生き方には、必ず限界、行き詰まりがあります。あなたも弟息子のように自分の力だけを頼りに歯を食いしばって頑張り、ボロボロに疲れ果てていませんか。愛なる神は、そんなあなたを抱きしめたい、真の安息を与えたい、真に充実した人生を送ってほしいと願い、あなたが方向転換するのを今か今かと待ち構えておられます。「自分一人で頑張って生きるのはもうやめてはどうか。これからはこのわたしと共に生きてみないか」と神はあなたに呼びかけておられるのです。